商店街のイベント

0309.jpg先週の土日、中延の商店街で「クラフトビール ツァー2013 inなかのぶ」っていうのをやっていたので、麦の会メンバーで行ってきた。

会場は商店街なのであまり期待していなかったんだけど、期待通り期待外れだった。

前売り3,800円、当日4,000円。

イベントの触れ込みでは50種類の樽詰クラフトビールが10杯飲めるのだから、金額的には悪くない。

色々なビールイベントに参加している身からすると、金額的には何の疑問も抱かない。

でも実際に行ってみたら、全部がサーバにつながっているわけじゃなかった。

サーバの数に限りがあるので、今つながっている樽を撃ち抜かないと(飲みきらないと)次の樽がサーバにつながらない。

これではちょっとねぇ。

しかも、スタッフのビールの注ぎ方が下手。

「俺にやらせろ!」

といいたかったレベル。

せっかく沢山のクラフトビールを取り寄せてイベントするんだから、せめてビールの注ぎ方くらいはマスターして貰わないと。

近場のクラフトビールメーカーの人を招くなりして、ビールの扱い方の講習を受けるべきだったと思う。

明らかに商店街を盛り上げるためのイベントだったんだけど、あれで盛り上がるのかな。

たまたま商店街に通りかかった人が「面白そうなイベントやってるね、参加してみようか」といってさくっと4,000円出せるかというと、かなり疑問。

僕らみたいなビアマニアがわざわざ遠くから来たりはするだろうけど、それが継続的な商店街の活性化につながるとはとても思えない。

正直なところ、商店街のイベントとしては狙いははずれてるんじゃないかな、と思う。

せめて、10枚綴りのチケットじゃなく、例えば1,000円で4杯飲めるようにするとか、あるいは現金300円で1杯飲めるとかの工夫をしないと、継続的に開催するのは難しいんじゃないかな。

それと、商店街内の酒屋や飲み屋で継続的に日本各地のクラフトビールを購入できるようにしないとちょっと無責任だよね。

次回開催(があるのどかどうか知らんが)もこんな調子だと、このイベントが中延に根付くことは難しいだろうね。


mugakudouji
ビール麦の会

3件のコメント

  • Satoshi Suzuki

    この手のイベントにいかにも不慣れな様子だったので仕方がないところもあるとは思いますが、主催する側が自分たちのイベントの趣旨や段取りを理解しないまま見切り発車してたのがマズかったですね。
    街バルというイベント実行委員会と実際の商店街の店舗との連携不足のせいか、
    「商店街が賑やかになるイベントだというからよくわからないけど付き合いでやってる」感が、お客に伝わってしまうのは商売人のあり方としてアウトです。
    ビールの注ぎ方は最低限クリアしていなければいけない問題だったし、仰る通り商店街の今後の活性化にどうつながるイベントだったのか、彼ら自身よく考えないと、次にはつながらないでしょうね。

  • 無學童子

    中延で次回があるならもう少しブラッシュアップしてくれると良いんですけどね。
    クラフトビールに対して愛がないとこういうイベントは難しいでしょう。
    これを機会に、中延商店街の人が愛を持ってくれると良いんですけど。
    個人的には、クラフトビールで商圏の狭い商店街の活性化は難しいと思います。
    比較的商圏が広い地方中核都市の大規模商店街なら効果はあるかもしれませんけど。
    せめて、開催地近辺に地ビールがあればもっと違うんでしょうけど。

  • 無學童子

    もっとも、あの後、夜とか翌日とかは改善されて良くなっていた可能性はありますね。

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