家電製品の選び方 2 エアコン

0324.jpgエアコンというと以前は冷房がメインで暖房機能はおまけととらえられてきたが、近年では性能の向上と住宅の機密性の向上もあって、メインの暖房として使う人も多くなってきた。
特に省エネ性能は抜群で、ほかの暖房よりも維持費が安くなる場合が多い。

エアコンを購入する上で留意しなければならないのは、単価が高いうえ工事が必須という点だ。だからこそ、押さえるべき点を押さえて後悔のない買い物をしたいところだ。

家電量販店に行く前に押さえておくべきことは下記の通り。

  • 建物の構造
  • 建物の断熱構造
  • 部屋の広さ
  • 部屋の向き
  • 既設エアコンのメーカー名
  • 壁・外壁の色
  • 設置スペース
  • 電源の有無/コンセントの形状/ボルト/アンペア
  • まず建物の構造だが、木造なのか鉄筋コンクリートなのかは把握しておきたい。木造の場合気密性が低いのでより高い能力のエアコンが求められるからだ。

断熱構造と部屋の向きも同様。断念性能が低い場合や、強烈な西日が差す部屋などではやはり高い性能が求められる。
撤去すべき既設エアコンがある場合は、家電リサイクル券を購入する必要があるが、メーカーによって料金と券種が異なるため確認しておく必要がある。
壁・外壁の色は、仕上げの見た目上配管などのカバーの色を合わせる必要があるから出来れば分かった方が良い。

エアコンのスペック表には目安の広さが出ているが、例えば「6?8畳」となっている場合、木造6畳・鉄筋8畳という意味であるから注意が必要だ。また、冷房時と暖房時では対応する広さも違うので、状況によって選ぶ必要がある。

意外に見落としがちなのは設置スペースだ。寸法的なことはもちろん、周辺に障害物がないかも確認しておきたい。買い換えの場合であったとしても、室内機の厚みの大きな機種などもあるので注意が必要。特に吊り戸棚などある場合は、扉の開閉スペースも必要なのでその分を考慮した設置場所を考えたい。

分譲されたばかりの住宅の場合は問題ないが、エアコンの設置を想定していない古い建物の場合、壁の下地の補強が必要な場合もある。
また高出力のエアコンで必要な200ボルトのコンセントが無い場合、業者に設置をして貰う必要がある。

エアコンの基本機能は「冷房・暖房・除湿」だが、そのうち除湿については若干の注意が必要だ。
昨今の省エネ気運の高まりの中、除湿は冷房よりも消費電力が小さいと思っている人がいる。
通常、除湿をした場合部屋の温度が下がってしまう。これを避けるために、一部の機種には除湿して温度が下がった空気を再度加熱する「再熱除湿」という機能がある。この場合、冷房よりも消費電力が高くなってしまうので確認が必要だ。

最近メーカー各社が競っているのはセンサー機能だ。人の居場所や動き、部屋の状況を感知して最適なモードで運転をするという物。人がいないとパワーダウンする物まであり、いずれにせよ節電には大変有効な機能だ。特に最近は実際の室温ではなく体感温度を重視する方向になってきている。

少し考えなければならないのがフィルターなどの自動掃除機能だ。
エアコンの大敵はフィルターの目詰まりで、これが酷いと消費電力が上昇してしまう。それを防ぐために自動掃除機能というのは非常に有効なのだが、これを搭載すると内部構造がかなり複雑になってしまう。
エアコンは数年に一度はクリーニング業者にクリーニングを依頼することが理想的なのだが、自動掃除機能がついている場合対応できない業者があったり割高になったりする場合がある。
また自動掃除機能がついているからといってメンテナンスフリーになるわけではなく、ダストボックスの掃除やフィルター部分以外の掃除はやらなければならない。
また、構造が複雑になると言うことは故障した場合非常に面倒になると言うことも忘れない方が良い。

加湿機能付きのエアコンもあるが、これは補助的な物と考えた方が良い。給水しないと言うことは、外気から水分を取り込んで加湿する方式と言うことなのだが、その能力も外気の水分量に左右されてしまう。
ないよりはある方が良い機能なのだが、室外機がかなり大きくなり、ホースなども太くて施工が面倒なため、業者によっては工事できないということもありうる。

エアコンはいつ買えば良いのか。これはシーズンオフに限る。
立て込んでいる繁忙期に購入した場合、臨時の質の良くない即席職人が施工に来る恐れがある。
質の良くない職人でなくとも、何件件数をこなすかが勝負の時期では、丁寧な施工は望めないことは容易に想像が出来るだろう。接続不良でのガス漏れなどで冷房が効かなくなってしまうことがあるが、そう言う施工不良は忙しい時期に施工したものほど確率が高い。

配管カバーは必要か不要か。これは悩むところであるが、分譲マンションの廊下側など、周囲の目につくところについてはやはりカバーはつけて貰った方が良いだろう。
カバー無しだとテープでの施工になるが、その場合ホース穴のパテやテープの両端がだんだん黒ずんできて非常に見栄えが良くない。分譲マンションは外観も資産なので、そういった点は気を遣った方が良い。この家の人はだらしない、と思われると防犯上も良くないだろう。

設置直後、エアコン周辺からポコポコ音がするときがある。これはマンションなどの気密性の高い部屋で、室内の気圧の方が低い場合に起きる。ドレンホースから空気が室内に逆流してしまうのだ。特に新築マンションの高層階に新規に施工する場合はドレンホースに「逆止弁」をつけることをおすすめする。金額は数百円程度なので、エアコン設置と同時につけて貰うのが良いだろう。
設置直後ではなくしばらく時間が立ってからこの現象が起きたのであれば、建物や部屋の吸気口が目詰まりしている可能性があるので掃除をしてみた方が良い。

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