靖國神社

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本日は例によって靖國神社に参拝した。
早かったからか、今年も麦茶は飲めず。
早々に参拝を済ませてロイヤルホストで休憩した後神保町へ。

首相が参拝しないことに批判があるようだが、政治的情勢を鑑みれば致し方のないこと。
そもそも菅直人に参拝して欲しくはないというのが僕の意見だ。

さて、政治には本音と建て前、そして曖昧さがつきもの。
特に曖昧さは日本人の美徳なのだと思う。
憲法を持ち出すならば、首相が公人として参拝し玉串料を公費から支出するのは違憲である。
私的参拝か公的参拝かを明言せずに玉串料を官房機密費から出せば、公的参拝とは断定できず、違憲にもならない。
そもそもこの問題で一番悪いのは三木武夫元首相だろう。大々的に「私人として」と断定してしまったから問題になった。
中韓が問題視したのは比較的近年であり、そのきっかけは日本で問題になっていたからではないだろうか。
曖昧にしておけば、この問題は存在しなかったのだ。

そもそも、おかしいのはあまりにも形式に厳格な日本国憲法とその運用だろう。
ここまで強力な形での政教分離を唱えている国家は世界中見渡してもほとんど存在しない。
厳格に分離されている米国ですら、教会勢力が政治的にかなり大きな力を持っているし、大統領が宣誓する相手は神なのだ。
禁じているのは一定限度を超える政府機関と教会との結びつきであって、キリスト教的伝統を切り捨てている訳ではないのだ。
大事なことは、政権が特定の宗教勢力と癒着しないことであって形式の分離ではない。
靖國神社という特定の宗教法人と政府が密接に関わることは問題だろうが、文化的にも、その経緯から言っても内閣総理大臣が靖國神社に参拝することは、何の問題もないと思うのは僕だけではないだろう。

ただし、改めて書いておくが現実的な問題から首相が参拝するのはしばらくはやめた方が国益にはかなう。
韓国はともかく、中国については日中共同宣言の前提が極東軍事裁判の結果を日本が受け入れることであり、戦犯が合祀されている神社に首相が参拝することは到底受け入れがたいからだ。
内政で問題を多く抱えている今、こういった外部の問題は国民の目をそらす格好の材料になってしまう。中国人のナショナリズムを下手に刺激することは今は得策ではないだろう。

mugakudouji
靖國神社

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