夏休みの終わり
最近では8月中に2学期が始まるところが多いようだけど、それでもほとんどのところが9月1日始業式じゃないだろうか。
僕が子供の頃は、小中高ともに2学期は9月1日からだった。
だから今日は夏休み最後の日。
まともな日記も続いたことがないのに、絵日記なんて無理無理無理。
それで8月末にまとめて書いていたのだけれど、一番困ったのが天気。
今みたいにインターネットなんて便利なものはないから小学生レベルでは簡単に調べられない。
図書館で過去の新聞を調べても、予報は出ていても実際どうだったのかはわからない。
8月31日の朝刊の広告に前日までの天気が一覧で出ていたのだ。
どこの会社の広告だか覚えていないけど、あれはありがたかった。
もちろん掲出される地方ごとに内容が違うのだろう。
今もあるのかな?
新聞をとっていないからわからない。
読書感想文はチョロかった。
普段からそれなりに読んでいたから、いくらでもネタは出てきた。
でも、いかにも読書感想文向きな本は読んでいなかったから、SFとかで書いていた記憶が。
「二十四の瞳」とかで書けばよいんだろうけど、自慢じゃないが今まで読んだことがない。
その代わり区立図書館の児童室においてあった子供向けのSFとミステリを制覇した。
読んでいない本の感想を書いたこともあったな。あれは危ない橋だった。
前書きとか後書きとか解説とかだけで組み立てたのだ。さすがに今じゃ出来ないな。
よく考えたら、存在しない架空の本の感想文でもよかったのでは、とも思う。
当時なら簡単にはばれなかっただろう。
技巧を凝らして書けば、ばれてもむしろ褒められたかも。先生によるだろうが。
今は宿題などと言うつらいものはないけれど、責任というもっとつらいものがのしかかっている。
楽な人生を歩みたいと思うが、そうはさせてくれないな。