パンドラの箱
ついに鳩ぽっぽが開けてしまった。
地元の合意もなく、連立与党の合意もなく、アメリカtの合意だけで閣議決定という最悪の状況だ。
そもそも辺野古の現行案でいくしかないというのは、選挙前からわかっていたはずなのに、なぜ争点にしてしまったのだろう。
「県外を検討しましたがダメだったのでやむを得ず元の案で行きます」という政治パフォーマンスになるはずだったのに、昨年末から今年の5月末に引き延ばしてしまったから、同じ結論でも状況が悪化してしまった。
このまま地元の合意が得られるはずもなく、おそらく普天間は固定化されるだろう。
選挙協力のためかは知らないけれど、理念も政策も大きく違う政党と連立を組むべきではなかった。
せいぜい閣外協力という程度にしておけば、意見の対立があったとしてもここまで大きな問題になることはなかったのに。
鳩山総理の言葉は軽い。
軽い言葉でその場その場をごまかしてきたから、大きなつけが回ってきたのだ。