実写?

0336.jpg土曜日に実写版ヤッターマンを見に行った。
2008年の新作アニメ版は違和感を覚えて途中で見なくなったのだが、この映画のテイストはむしろ旧作の感じ。

で、物語はというと、それほどおもしろいストーリーが展開されるわけでもなく、取り立ててみるべきところはない。
大筋で「ヤッターマン的」な話が3話分繰り返され、一つの物語を作っている。
見所は、物語よりもむしろ細かな「お約束」などの再現度。
これがなかなか抜群で、何度も笑わせてくれる。

これはどう考えてもドロンジョ役の深田恭子の映画。
原作もどちらかと言えば善玉より悪玉の方が目立つ書き方だから、ヤッターマン2号がそれほど目立たないのは仕方ない。

余談だが、福田沙紀は本人よりヤッターマン2号の覆面した姿の方がかわいいかも。
っていうか、顔がきついんだな。

生瀬勝久とケンドーコバヤシ、この再現度も爆笑もの。

全体的に受けた僕の印象。
「これは実写ではない。CGアニメだ。」
9割CG。
実写部分はほとんど役者のみ。
CG「アニメ」なら原作アニメの再現度が高いのもうなずけるよな。

2週連続で興行収入1位。
映画の最後に「次週予告」があったが、これ本当時実現するかも。

おもしろかったけど、「単独の映画としてどうなのよ」と考えるとちょっとつらい出来。
だって、アニメ版知らないととおもしろく無いだろうから。
☆☆☆★★

画像引用元 映画.com


無學童子
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