医療現場

心肺停止でも受け入れ拒否=12病院、1時間後死亡?大阪・富田林市
1月13日15時31分配信 時事通信
 大阪府富田林市で昨年3月、心肺停止状態で救急搬送を要請された同市内の女性=当時(77)=が12病院に受け入れを拒否され、約1時間後に搬送先の病院で死亡していたことが13日、分かった。同市では同12月にも、約30病院に受け入れを拒否された女性=同(89)=が死亡したケースが明らかになっている。
 富田林市消防本部によると、昨年3月14日午後9時50分ごろ、女性の家族から「風呂でおぼれて意識がない」と119番。同本部通信指令室は救急車到着までに11病院に要請したが、いずれも断られた。 

たったこれだけの記事だが、悪意を感じる。
この記事を読んだ印象では、誰が悪いと感じる?
僕は、受け入れしなかった病院や医者が悪いという印象を受ける。
「救急車到着までに11病院に要請」と書かれているが、では救急車はいつ到着したのだろうか?
冷静に考えたら、「心肺停止状態」というのは、すでに死亡している(救急隊にそれを判断する資格はない)か、どこの病院に連れて行っても助かる可能性がほとんどない状態ではなかったのだろうか。
だとすれば、リソースの限られた医療機関としては、断るのが妥当である。
下手に引き受けて死なれた場合、訴訟リスクも待っている。
こういった問題を発生させるまでに放置した行政の不作為が責められるべきであり、医者や病院を責めるのはお門違いだ。
医者はボランティアではなく、職業である。
医者に対して、勝手に善意を求められても困る。
善意が義務なら、それとトレードオフで超高給であるべきだ。
早い話が、お金のためなのだ(ただし「お金のためだけ」ではない)。
もしも僕が医者なら、過酷な小児科や産婦人科の医者にはならない。
はっきりいえば、楽して儲かる科に行きたい。
そして、ただでは働かない。
医者が不足しているなら、それ相応のお金を出して医者になりたいと思う人を募るしかない。
本来、そういった対策を採らずに放置してきた行政を責めるべきなのに、この記事では、儲からないことをあえてやってくれているとおもわれる、病院と医者を責めている。


追記
誤解を恐れずに書けば、世の中金だ。
ただし、「金だけ」ではないが。
こういったことを書くと「汚い」と非難する人もいそうだが、そもそも「金は汚い」ものなのか?
百歩譲って、「金は汚い」ものだとしても、その人の努力に対して報いる方法があるのだろうか。
ある特定の人には、ある特定のもの、あるいは名誉を渡せばよいかもしれない。
だが、社会システムとしてそれを運営していくためには、渡せるものはお金しかない。
名誉では食っていけないし。
お金以外にプラスアルファの部分があるのは私も承知しているが、それは各人各様であって、その部分は共通ではないのだ。
聞けば医療現場なんか、3K以外のなにものでもない。
それが改善できないのであれば、お金で解決するしかないではないか。

無學童子
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