それでもボクはやってない

0358.jpg先週の土曜日、レイトショーで「それでもボクはやってない」見てきた。
痴漢冤罪の話なんだけれど、毎日満員の通勤電車に乗っている身として、あまりにも題材が身近で、そして内容が突拍子もなく、それでいてこれが日本の警察や司法の現実であるということに、恐怖を覚えた。

痴漢は、鉄道敷地内で捕まった場合、それが無実であったとしても、そして証拠がなかったとしても、かなりの確率でその罪を逃れられない。

実際にやってしまったんであれば、平謝りに謝って不起訴・示談で済んで、即釈放。
でも、やっていないからと否認し続けると、何ヶ月も勾留された挙句、一年にわたる裁判だ。

一歩間違えれば、僕はこの映画の主人公と同じ運命をたどってしまう。

あまりにも恐すぎる。
これはホラーだ。

映画としては平凡なので
☆☆☆★★

画像引用元 映画.com


mugakudouji
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