特攻野郎Aチーム THE MOVIE

2010年の映画。

元になったのは日本では1988年から放送されたアメリカのドラマシリーズ。
ただ、僕はあまり観た記憶が無いんだよな。放送日の土曜日は習いごとがあったので。

そんな訳で元を知らないままこの映画を観たのだが、十分楽しめる物だった。

アメリカのアクション映画って派手なドンパチが特徴で、ご多分に漏れずこれもかなり派手にやらかしてくれる映画で、頭を空っぽにして楽しめる。
ただこの映画はそれだけではなくて、ハンニバル役のリーアム・ニーソンが渋く引き締めてくれるお陰で、ぶっ飛んだプロット(例えば戦車が空を飛ぶ)でも何故か納得させてしまう妙な説得力ある。

ハンニバル率いるAチームことアルファチームは湾岸戦争で大活躍した特殊部隊。イラクでも活躍したが引き上げ直前にCIAによってももたらされた情報に基づき、ゲリラから精巧な偽ドル札の原板を手に入れたが、基地に帰還した直後に上官は爆殺され偽造原板も何者かに奪われた上、上官殺害などの罪を着せられて服役する事になる。
汚名をそそぐべく、脱獄して真相の究明に取りかかる。

ブラッドリー・クーパーというのはかなり鼻につく俳優なんだけど、なぜだか本作のフェイスマンはピッタリはまっている。
B.A.役のクイントン・ジャクソンは迫力があって凄い役者だなと思ったんだけど全く知らず。それもそのはず、プロの格闘家だった。
マードック役のシャールト・コプリーも狂人っぽさが凄い。
リンチ調査官役のパトリック・ウィルソンもキレ具合とダメ具合が絶妙。どこかで聞いた名前だなと思って検索したら、「オペラ座の怪人」のラウル役だった。化けたのか、老けたのか。。。
最後の方に少しだけ出て来る国務長官を演じるヘンリー・ツェニーは「今そこにある危機」ではロバート・リッターCIA副長官役なんだな。

余談なんだけど、リーアム・ニーソンって「ナルニア国物語」シリーズでアスランの吹き替えやってるんだな。あれ、かなり渋い声だった。
オリジナルのテレビドラマシリーズでマードック役のドワイト・シュルツ(本作にも医師役でカメオ出演)って、TNGのバークレー中尉役の人なんだな。実力はあるけれど人格に問題がある役というのがお似合いと言う事か。

多分、ドラマシリーズを知っている人にはちょいちょいくすぐられる演出があるんだろうけど、知らない僕には全く分からない。
でもそれ抜きに単体の映画としてみても、スカッとする娯楽大作だと思う。
☆☆☆★★

これ、ドラマシリーズでは導入にあたるストーリーのはずで、続編が作られる要素はたっぷり残しているのに、残念ながら2019年時点ではそういった話はないようだ。

画像引用元 映画.com

無學童子
映画・音楽・TV評価付記事

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です