帝都大戦

前作の「帝都物語」は良くも悪くも難解だったのに対して、「帝都大戦」はストーリーが非常にシンプルに纏められており分かりやすい。

前作が壮大な伝奇SFであったのに対し、本作はホラーとも言ってよいテイストに変わってしまっている。
まるで違うシリーズのようだ。

前作の舞台は明治末期から関東大震災後までであったのに対し、本作は大東亜戦争末期ということもあってか、明るさがない。

香港仕込みのアクションを導入した割りに迫力は無く、キャストもいまいち。

唯一の救いは嶋田久作氏演じる加藤保憲。
死から甦っただけあって更に不気味さを増している。

☆☆★★★

画像引用元 映画.com

mugakudouji
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