キック・アス/ジャスティス・フォーエバー

0292.jpgキック・アス」の続編。
批評家にも評判の良かった前作とは異なり、散々の評価。

ストーリーはWikipedia参照。

残念なことに、前作ほどの魅力が無い。
多分一番大きいのは、ヒット・ガールが3年経って大きくなってしまい、小学生なのに強かった前作ほどのギャップを感じられなくなってしまったところだろう。
また、キック・アスも普通に強くなってしまい、これも感情移入を妨げた要因かと。
成長しているのだから仕方ないと言えば仕方ないのだが。

唯一の見所は悪役か。
ボスは前作の悪役の息子で、「マザー・ファッカー」という放送禁止用語そのものを名乗るキチガイ。
コイツが親の遺産で集めたトンデモな連中が常軌を逸していて面白い。
特にマザー・ロシアなる女性が、凶悪なパワーをもっている。オルガ・カーカリナというウクライナ出身のボディー・ビルダーが演じているのだが、見た目からして迫力が凄い。是非とも007シリーズにも出て頂きたいところだ。

前作の悪役は普通の人間だったが、今作はスーパー・ヒーロー寄りとも言える。
もしかすると、それも面白くなくなった一因かも。
ただ、それぞれのキャラクターは面白い。

あまり見るべき所はないけれど、前作を見ていればそれなりに楽しめる?
☆☆★★★

画像引用元 映画.com


mugakudouji
映画・音楽・TV評価付記事

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です