モバイラーへの道 その16

XPERIA acroの使用感は、初めて使うスマホなので他との比較はできないが、一ヶ月たった現在で非常に満足している。バッテリーとキャリアメールの問題を除けばだが。

まず画面が大きい。
4.2インチもある。
手に収まるサイズという限定があることを考えれば、限界の大きさではないだろうか。
画面が大きい分本体も大きいわけで、手の小さな人、特に女性には向かないかもしれない。

カメラの画質も良い。
最近のCyber-shotは夜間撮影がきれいなのだが、このacroも同様携帯にしては暗所が得意のようだ。

カメラと言えば、4月にデジカメをなくしたっときに、同時に中に入っているEye-Fiカードもなくしたので、デジカメとともに新たにEye-Fiカードを買ったのだ。
これはジオタグに対応した優れもの。
ジオタグとはどういうことかというと、そこら中に飛んでいるWi-Fiの電波から位置情報を割り出す技術。
ある写真がどこで撮られたものか判るようになるわけだ。
最近ではGPS搭載のデジカメもあるし、GPS搭載の携帯電話で撮影した写真にも位置情報が付与されることが多い。
このカードを使えば、GPS非搭載のデジカメでも位置情報が記録できるわけだ。
このEye-Fiカードを差し込んだCyber-shot WX-7で、自宅内で撮影した写真の位置情報を調べてみると、なんと自宅から遠く離れた蕨警察署になっていた。
実害がないので放っておいたのだが、XPERIA acroにインストールされているGoogleマップで自宅内で現在位置を検索したら、やはり蕨警察署となってしまった。
建物の中ではGPSが受信できないのでWi-Fiを元にしているはずなのだが、我が家で受信できる線LANが誤って蕨警察署付近として登録されているようだ。
スマホでは位置情報がいろいろなことに使えて重要なのでこれでは困る。
調べてみると、Eye-Fiは無線LANの位置情報をSKYHOOK社から得ており、Googleは自社で持っているという。
2社とも同じ結果が出るという理由よくわからないが、Googleが持っていない地域の情報をSKYHOOKのデータベースで補っているのかもしれないし、あるいは逆なのかもしれない。
いずれにせよこの2社の両方か片方のデータが間違っているのは確かなので直してもらわないといけない。
SKYHOOKはサイト上から無線LANのSSIDと位置情報が登録できるので、我が家の無線LANと受信できる無線LANの両方のSSIDを片っ端から登録した。これで間違った情報が正しい情報に上書きされるはずだ。
Googleはというと、そういった修正方法は全くない。どうやらもともとはストリートビューのデータの撮影の際に無線LAN情報を集めていたらしい。
今は、GPSとWi-Fi搭載のAndoroid機器が受信したデータからデータベースが構成されているという。
ということは、私の携帯がGPS測位した正しい情報をGoogleに送信すればデータベースが直るわけだ。
なのでGPSの受信できる我が家のベランダで、あるいは家の前の道路で、一週間にわたりしつこく現在位置情報を確認したら、建物内でも正確な位置が測位できた。
確かめるためにWX-7とEye-Fiカードの組み合わせで撮影した写真の位置情報を見たが、これも正しい場所を表示していた。

Wi-Fiでの自宅位置情報が間違っていたのは5月はじめに気づいていたが、およそ3ヶ月でやっと修正できたのだ。

mugakudouji
PC・インターネットモバイラーへの道

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