不完全電子化計画 その2

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Kindleの日本版なんて待っていたらいつになるかわからないので、とりあえずSony Readerを導入して見切り発車することにした。
先日、現物を見て確認していたので、この計画が決まった以上もう躊躇する必要はない。
こういった端末は未来永劫使うものではなく、数年程度で買い換えたり、違うプラットフォームのものを買い足したりするだろう。
日本版Kindleが出たら、結局そっちも買うかも知れないし。

0202.JPG0204.JPGほとんど迷うことなく5インチのPRS-350を購入した。
6インチの方とも迷ったが、大きさ以外の違いはメモリースロットの有無と音楽再生機能の有無だけ。
音楽を聴く予定もオーディオブックを聞く予定もないので、少しでも軽くて小さい方を選ぶことにした。
メモリースロットがないと容量の拡張はできないが、すべての本をメモリーに保存して使うような用途は今回は想定していない。
あくまで母艦PCですべてを管理して、その中から選んで持ち歩くことを想定しているから問題ないだろう。

ソニーストアで買ったので、下部に「Diogenes Club」と刻印して貰った。
写真は本体にライト付きブックカバーをつけたもの。実ははじめはブックカバーはライトなしのものにする予定だったが、入荷待ちだったため先に本体のみ入手した。
その間、妻の祖父の葬儀があり義理の弟の車に同乗して群馬に行ったのだが、液晶と違い電子ペーパーはバックライトがないため暗い社内では全く読めないことに気づいた。
やはり暗いところでも読めた方が便利だろうと言うことで、急遽ライト付きブックカバーに変更したのだ。

さてファーストインプレッションだが、やはり画面が読みやすい。
少し光沢のある紙といった印象。
この画面だったらずっと凝視していても問題ない。

そして、何より薄くて軽い。
5型で155グラム、6型で215グラムなのだ。
ブックカバーをつけた状態で計測しても284グラム。
手近にあったキャプテン・フューチャーを実測すると292グラム。
普通のハードカバーなら400グラムはある。
これだけでも価値があるというもの。

約一週間、通勤で本の代わりに持ち歩きをしたのだが、軽いことが大変うれしかった。
僕は気分によって違う本を読むから、常に何冊も読みかけがある。読みかけたまま忘れてしまうこともしばしば。
そういう性格だから、たまたまその時持っている本に気が向かなければ、結局開くこともなく家に帰ってきてしまう。
何冊も入れておける電子書籍はぴったりだ。

やはり、電子書籍に未来はあると思う。

この項しばらく続く。
多分、次回はReaderStoreやその他の電子書籍ストアの話かな。
自炊についてはまだ先です。

mugakudouji
不完全電子化計画電子書籍

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