リアル書店の閉店とオンライン書店の快進撃

ここのところ身近な書店の閉店が相次いだ。
感傷じみたことは言いたくないが、それでも一抹の寂しさを感じる。

2001年に約21,000店舗あった新刊書店は2009年には約15,000店になっているという(日本著者販促センターのサイトより)。

10年で約6,000店の減少。
僕の身近な書店も減るわけだ。

もっとも、減るばかりではなく出店ももちろんある。
2008年にできた新宿のコクーンタワーの地下には大きなブックファーストが出店してきたし、最近では西川口駅の駅ビルの中に東武ブックスができた。
だからといってブックファーストも東武ブックスも、特にひいきにする気にはなれない。
僕が子供の頃に通っていた間口一間程度の書店で、わざわざ取り寄せてまで本を買っていたのとは訳が違う。

書店の店舗数は大幅に減ったのに、売り場面積はあまり変わらないという話もある。
小規模書店が大幅に減って、大規模書店が増えたと言うことらしい。
僕が大好きだった本屋のオヤジさんが経営していたような小書店はなくなり、アルバイトだか社員だかよくわからない(少なくとも経営者ではない)人が運営する書店が増えたと言うことだ。

そういう書店は、前を通りかかったときに「松村くん、あの本入ったよ」なんて声をかけてくれるわけではない。

それだったら、Amazonのリコメンド機能やレビューの方がよっぽど役に立つし、本を取り寄せてもらう煩雑さもない。

じゃあ今住んでいる地でなじみの個人経営の書店を作るかと言えば、それはNoだ。
今の場所は仮住まいのつもりだし、カード派になってしまった僕が今更カードの使えない書店に戻ることはもうない。
目的の本を探すために、十数軒はしごするのももう嫌だ。

残念ながら、昔ほど暇ではない。

つまり、僕に残されたのはオンライン書店とそれを補完する巨大書店と立地が便利な駅書店しかないのだ。

そういえば、僕が楽天を本格的に利用し始めてから楽天ブックスでの購入が大幅に増えた。
通販サイトとしてはAmazonの方が完成度が圧倒的に高いが、ポイントアップキャンペーンなどを頻繁に行っている楽天の方が、うまく使えばお得になることが多いからだ。
本の値段はどちらも変わらないから、その時々のキャンペーンなどで使い分けをしている。

両サイトの競争で、送料無料が続くことは利用者にとっては大変望ましいが、サービスというのは送料無料(実質的な値引き)だけではないんだよと言いたい。
特に楽天ブックスに望むのは、登録書籍の拡大と早期予約の開始、そして発送前のキャンセルや配送オプションの変更を自由にできるようにして欲しい。
サイトとしてはAmazonの方が圧倒的に使いやすいわけだが、その原因はそういったシステムにあるのだ。
僕のように、キャンペーンがなければ楽天ブックスは使わない、と言う人も多いと思う。
送料無料以前に、そういた基本的なところの使いやすさを改善して欲しい。

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