360分アリス三昧

今日はアリス三昧だった。
ディズニー映画の影響は大きく、関連物がどんどん出てくる。

まずはナタリー・グレゴリー主演の「不思議の国のアリス」
長いこと見たかったのだが、なかなかDVD化されずあきらめていたが、今月発売された。

この特徴は、なんと言っても長いことだ。
不思議の国と鏡の国の前後編に分かれており、原作のほとんどのシーンが網羅されている。
大幅にカットされることが多い中、これは大変新鮮だ。

おもしろいのが、特殊メイクではなく着ぐるみという点。
映像効果もかなりちゃち。
それなのに驚くべきはキャストが超豪華というところ。
サミー・デイビスJr.やリンゴ・スターが着ぐるみで踊って歌っているのである。
びっくりしたのがチェシャ猫の下り。
禿頭のオッサンが猫耳つけて歌うのだ。
誰かと思ったら、テリー・サバラスだった。
ブロフェルドやコジャックが猫耳つけていると思うとほほえましい。

超王道で楽しませてもらった。
☆☆☆☆★

次に見たのがカテリーナ・スコーソン主演のアリス」。
なんというか、超本格派を見た後にこれというのはあまりにも落差が。
紹介に「ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」をリ・イマジネーションしたファンタジーアドベンチャー」とある。
リ・イマジネーションって何だよ(苦笑)。

あらすじをかいつまんで。
舞台は現代。
空手講師アリスは恋人のジャックを母親に紹介する。
彼に指輪を渡されるが拒否。彼が帰った後指をこっそり忍ばせられたことに気づく。
追うアリス。するとジャックが白ひげのじいさんにさらわれるのを目撃。
そのじいさんを追いかけていくうちに、ワンダーランドへ足を踏み入れてしまう。
そしてジャックを助けだすことに。。。。
というストーリー。

ワンダーランドはというと、なんかすごい世紀末な感じの都市。
ハートの女王が支配しているのだがこれが悪辣で反乱軍がうごめいているという。
ものすごーくかわいげのない身も蓋もないストーリー。
アリスは黒帯なので滅法強いし。

おもしろいのが美術。
全体像の廃墟みたいな都市もすごいのだが、女王のいるカジノのデザインがケン・アダムのつくった初期の007の悪の基地のようですばらしい。ものすごくモダンな感じで、一見の価値あり。

途中重要な役でマット・フリューワーが出てくるのだが、超人的なおとぼけ演技がすごい。
シャーロック・ホームズをやっていたとは思えないすごさ。

かなりどうしようもないウルトラ級の「なんちゃってアリス」だが、なかなかおもしろいとは思う。
2度みたいとは思わないし、DVDは高すぎると思うが。

☆☆★★★


無學童子
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