ハムスターのために一日中冷房をかけっぱなしにしていたら電気代に驚いた。
そんな理由から、2年前にペットホットクーラーを導入したのだが、今回はその後について。

実はあの商品、名前の通り夏冬使えるのだが、一年程度で壊れてしまった。
中国製で、万を超える値段の割に非常にちゃちな出来なのだ。
とはいえ代わりになるような商品があるわけでもなく、結局また同じものを購入した。
これは、「使い捨て」と割り切った方がよいかもしれない。
たとえば6月下旬から9月上旬まで夏の実働が3ヶ月と仮定して、クーラーをかけっぱなしにした状態の電気代と、ペットホットクーラーを使用した場合の電気代の差額を試算してみてほしい。
ペットホットクーラーの代金以上に浮く人がほとんどではないだろうか。
そう考えれば、たまたまよくない商品に当たったとしても1年使えればよしと出来る。
短い時間で壊れたなら保証期間内のはずだから買った店舗から修理に出せばよいわけだし。

これはかなりの冷房効果がある。
スイッチを入れてからおよそ30分ほどで、表面はかなり冷たくなった。

私の住んでいるところではここ3日間真夏日を記録したが、今のところハムスターは元気だ。
室温はもっと高かったはずなのだが。
床に敷いてあるわらの中に潜っていた。当然床が冷えるわけで、わらの中はかなり冷たい。
それほど涼しくもない日はケージの上段にいる。

これを導入するにあたっての注意点がいくつか。
写真を見ていただくとわかるが、犬猫用なのでかなりでかい。
ハムスターのケージだとぎりぎりで二つ載ってしまう大きさ。
つまり、ケージの床全体を冷やしてしまうので、万一冷えすぎた(あるいは温かくなりすぎた)場合の逃げ場がない。
だから、ケージは2段式のものを選んだ方がよいだろう。寒すぎれば上段に避難できる。

冷房を効かせた場合、表面が結露する。まめに拭いてやることも大事だろう。

犬猫が直接乗ると冷えすぎるため、フェルトカバーがついているがこれはいらない。
結露でぐしょぐしょに濡れるし、ハムスターの場合冷房との間にケージの床があるので、布をはさんでしまうと冷房効率が落ちる。

背面にあるフィルタの掃除はこまめにすること。目詰まりするとほとんど冷えなくなってしまい、ハムスターがかわいそうだ。
時々冷房面に手を当てて、十分に効果が出ているかどうか確認した方がよい。

その背面のフィルタ部分から排気があるので、空気の流れを遮らないように設置した方がよいだろう。
うちの場合、たまたまスチールラックにケージを乗せていたので空気の流れがよい。

☆☆☆★★
使える商品だが使い方や環境を選ぶし、壊れやすいので減点。
ただ、他に代わりとなる商品が今のところない。