雑誌付き付録

フィギュア付けた男性誌、即日完売 休刊が相次ぐ中、付録付き雑誌だけが大人気

休刊が相次ぐ雑誌の中でも、売り上げ好調な付録付き雑誌。最近は男性向け雑誌にも付録は広がり、フィギュア付きの雑誌が即日完売に。

 雑誌業界は1997年をピークに総販売額が減り続け、2010年に入ってからもその傾向は続いており、約60誌が部数の減少や広告収入の落ち込みなどで休刊を発表し、店頭から姿を消した。

 そんな中、好調なのが付録付き雑誌だ。20代の若い女性をターゲットにした宝島社のファッション雑誌「sweet」は、ヤングアダルト・ミセス対象のレディース向け雑誌では、これまで何度も売り上げ1位を記録している。「sweet」は毎号ブランドとコラボしたバッグや小物が付録となっていることで知られている。

 また、昨年11月には、宝島社はコスメティックブランド「イヴ・サンローラン・ボーテ」の付録付きのブランドムックを発売したが、この初版は同社の過去最高となる100万部だった。これに追随した各社は、こぞって「付録」で競い合っている状況だ。

 ネット上では、このような付録付き女性誌の情報交換を行う「フロクナビ」も登場し、多くの読者から口コミが寄せられている。

 最近では男性向け雑誌でも付録付きが増えつつある。美少女情報を紹介した雑誌「電撃G’smagazine」8月号では、美少女キャラクター「ねんどろいどぷち かなで」のフィギュアを付録に付けたところ、数日で売り切れとなった。またこの付録を大量に手に入れるため、同誌を数十冊も購入した男性がネット上で注目を集めた。

 あたかも付録との主従関係が逆転してしまったような雑誌。インターネットや携帯端末の普及により、その存在意義が薄れつつある中、今後の動向に注目したい。

本末転倒かどうかはさておき、対ネットという点からみれば正しいアプローチだ。
コンテンツだけならネット配信で充分だが、モノがつくとなれば店売りでないといけない。

子供の頃の子供向け雑誌って、「十大付録」とか付録の充実が売りだった
色々と批判はあったようだけれど、そのときすでに主従関係が逆転していた。

品質面でどうかと言えば雑誌は基本的に万は出るわけで、コスト的には有利だろう。

本好きとしては悲しい現象だが、斜陽産業の最後のあがきみたいなもので、今更どうしようもない。

mugakudouji
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