メールソフト
ちょっと古いのだが、たまたま見かけた記事。
電子メールソフト「OutlookExpress/Windows Mail」を利用4割
なかなか興味深い統計データだこと。
「無料メール転送サービスCLUB BBQの会員」ってのは、メールに対してアクティブなユーザだろうから、あまり正確な結果が出るとも思えない。
それなのに、OutlookExpressとWindows Mailの利用者が4割もいるのが凄い。
あんなゴミソフトを使っている人が4割もいるのか。
職場には共有のアドレスがあって、全員送受信できるようにしている。
当然、一定期間サーバに残す設定にしているのだが、突然受信できなくなることがある。
誰かの端末のOEの設定が、「サーバに残さない」に変わってしまっているのだ。
僕は客とのやりとりも含め、共有のアドレスを使うことは少ないからほとんど被害を被らない。
「共有のアドレス」などという思想自体が大嫌いだから。
担当がいないときに担当以外が顧客対応できるというメリットはあるけど、実際そういう場面に出くわしたことはほとんどない。
担当以外が対応せざるを得ないときは、その担当の端末でメールを確認すれば良いだけのこと。
僕にしてみれば、メリットよりもデメリットの方がはるかに大きい。
それはさておき、OEに関しては、設定が唐突に変わったり、メールボックスにメールをため込んでいたらある日突然消えてみられなくなるとか、クソな経験ばかり。
初期設定のままだとHTMLメールになっている。
「字が大きい方が見やすい」なんて戯言を言っている人がいるが、そんなものは受信側で設定すれば良いだけのこと。
文字装飾を全く使わないのにHTMLメールにするなんて、無駄に容量が大きくなっているだけじゃないか。
そんなわけで僕はOEが大嫌いなので、職場のPCからも消し去った。
そこそこPCに詳しいので、同僚や顧客からOEに関するトラブルの相談も受けるけど、「そんなごみソフトを使っているからですよ」「使ったことがないのでわかりません」と答えることにしている。
トラブルに遭いたくなかったら、トラブルのないソフトを使うべきで、少なくともOEはその選択肢に入れるべきではない。
せめて、Outlookを使うべきなのだ。
3位がBecky!と言うのが凄い。
OSやOFFICEのオマケについてくるソフトや、無料でダウンロードできるソフトと違い、これは有償ソフトである。
Becky!の良いところについてはこのエントリーで触れているので省くが、これはお金を払うだけの価値のあるソフトである。
「現在利用している電子メールソフトを選択した理由は何ですか?」という設問の答えは情けない。
「最初からPCに入っていたから(41.3%)」
「無料だから(38.7%)」
「仕事での利用で慣れているから(20.2%)」
「インターネット上で評価が高かったから(17.6%)」
主体性がない回答ばかり。
インターネット上には、もっと評判の良い使いやすいメールソフトが無料で転がっているのに、「最初からPCに入っていたから」と言うだけで、ごみソフトを使うとは。
僕の場合は「その他」と言うことになるんだろうけど、本当のところは「いろいろなメールソフトを使い倒して、一番使いやすかったかから」。