靖國神社

2009081501.jpg今年も無事参拝。
例年と違って、朝8時過ぎに行く。

いつも11時頃なんだが、さすがにこの時間の方が静かだし、並ばないから良いな。
ただ、早かったからいつも境内で配っている麦茶がもらえなかった。

参拝者は、現役閣僚だと野田大臣くらいしか名前が挙がっていない。
国会議員は41人とか。

残念ながら麻生総理は来なかったそうだが、状況を考えればやむを得ないだろう。

ところで、真実かどうかは知らないが、次の記事には少しだけ感心した。

まっとうな意見だが、これが今の中国で受け入れられるとも思えない。姚小遠さんの身辺に、何も起こらなければよいのだが。

【中国ブログ】日本人の靖国神社参拝、私は反対しない

  姚小遠さんは中国のポータルサイト捜狐(SOHU)に登録した自らのブログページで14日、「日本人が靖国神社に参拝することに、私は反対しない」と題した文章を発表した。8月15日などに日本の首相や政治家が靖国神社参拝をした場合、中国が官民あげての”むなしい大抗議”をすることに対して「その資格があるのか」と批判し、「歴史について、中国も正しく伝えているのか」との疑問を示した。

  姚さんはまず靖国神社の性格に触れ、「設立は1869年で、明治維新以来、国内外で亡くなった軍人を祀るものだ」と紹介した。祀られている軍人には「歴代の侵略戦争で命を落とした軍人も含まれる」と指摘したが、「第二次世界大戦で亡くなった軍人210万人のうち、戦犯とされたのはA級戦犯14人を含めて約2000人」と紹介した。

  中国では靖国神社といえばA級戦犯と結び付けるイメージが非常に強い。姚さんは直接書かなかったが、文章を冷静に読めば、祀られている軍人の数からみて靖国神社は、極東裁判で戦争犯罪人とされた軍人と、特別の結びつきがある宗教施設ではないことが分かる。姚さんは続けて、靖国神社は中国の古典である「左伝」にある「吾以靖国也」からとった名称で、この言葉は「国の”安定”を意味する」と紹介した。中国語の「安定」には、「平穏」のニュアンスもある。

  日本の政治家の靖国神社参拝をめぐって、中国では官民が、「侵略の歴史を抹消しようとしている」との理由で猛反発すると指摘。中国では”常識的”な見方で、姚さんも否定しなかったが、「彼らが歴史を尊重していないと非難する一方で、われわれは自分の良心にかけて問い直したことがあるか? われわれは歴史を尊重してきたのか?」との疑問を示した。

  姚さんによると、みずからの歴史認識に疑問を感じるのは、中国が「イデオロギー上の理由で、国民党の抗日戦争に対する功績を、故意に抹殺しているから」だ。さらに、「蒋介石先生の指導により全民衆が加わった抗日戦を「厚顔にも、すべて自分たちの功績にしている」と主張した。

  直接、名は書かなかったが、明らかに共産党批判だ。中国共産党は「抗日戦で頑強に戦ったのは共産党。国民党は勢力温存だけを考え、日本軍となかなか戦おうとしなかった」などと主張し、「命をかけて中国を守った」ことを、政権の「正統性」の重要な根拠のひとつにしてきた。台湾で独立派が勢力を伸ばしてから、共産党は独立に反対している国民党への露骨な批判を控えるようになったが、姚さんの論調は、共産党が主張する歴史解釈への挑戦といえる。

  姚さんは、「歴史を尊重しない民族が歴史を尊重しない民族を批判する。五十歩百歩。どう見ても不真面目で、根性が曲がっており、滑稽だ」と主張。「私が日本人の靖国神社参拝に反対しないことは、そんなに的外れだろうか」と読者に訴えた。

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◆解説◆
  ブログページの記載によると、姚小遠さんは44歳で上海在住。職業を「思想マニア」とするなど、個人情報の詳細は記載していない。姚さんはこれまでに、故毛沢東主席を「長い歴史の観点からみて、中華民族の夢魔。(古代ローマの)ネロ皇帝と同様に多くの人を虐殺した暴君」などと厳しく批判する文章も発表した。

  日本の首相などの靖国神社参拝を是認する姚小遠さんの意見は、中国大陸で極めて異例だ。中国の現状と比較して、「”相対的”に反対はできない」と主張した。靖国神社問題で中国で圧倒的に多い「日本は侵略の歴史を塗り消そうとしている」との主張に対しては、自らの判断を示さなかった。真意は不明。

  「姚小遠」の名が本名であるかどうかは分からない。ハンドルネームの可能性がある。筆者紹介の部分では犬と一緒の写真などを掲載。これも、本人のものかどうかは不明。(編集担当:如月隼人)

mugakudouji
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