バックアップ【追記あり】

長い自作PC生活を送っていると学習すること。
その一つはバックアップの大切さだ。
これを疎かにすると痛い目に遭う。

PCを使う上に置いて最も大切なのは、ハードでもソフトでもなく、データなのだ。
金を出せば取り戻せるものなんて、その金額分の価値でしかない。
でもデータは、特に自分の作ったデータは、そこにも売っていない。
マスターカードじゃないが、プライスレスなのだ。

ハードウェアは必ず壊れる。
それに多額のお金を使って守ろうとするのは愚かなこと。
所詮消耗品に過ぎないのだ。

僕のPCでは、データはすべてOSの格納されたドライブとは別のドライブに格納している。
パーティションを分けているのではなく、物理的に違うハードディスクを使っている。
その上、毎日さらに物理的に違うHDDに自動的にバックアップしている。

現在僕のメインPCは、3.5インチのHDDを4台搭載して運用している。
タワー型だし、500W電源だからもっと積める。
でも、HDDは高熱を発する。
たくさん積むのはよいが、それだけケース内の温度が上昇するから、冷却に気をつけなければならない。
冷却のためにファンを回せばそれだけ騒音が出る。

Seagateの例のファームウェア不良騒ぎで、500GBのHDDが1台余っている。

もう1台はもう起動できないので、とっととSeagateに送ってファームウェアを書き換えてもらえばよいのだが、面倒で放置のまま。

それはともかく、余ったHDDをこのまま遊ばせておくのはもったいない。
これをバックアップに使うことにしたい。

これをメインPCに搭載すればよいのだが、そうするとPC内の熱が気になる。
であれば、外付けという選択が良いだろう。

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そこで、プラネックスのPL-35STUを購入した。
わずか2,000円程度。
これならダメでも惜しくない。

ケース内に装着する手間もほとんどかからず、騒音も気にならない。
見た目もそこそこ格好良いし、2,000円で手に入ったことを考えれば悪くない。

しかしだ、USB2.0は遅いな。
eSATAにすべきだった。
とはいえ、価格は安いし、バックグラウンドでバックアップに使用するだけだから、この場合はあまり気にしなくて良いか。

今回の場合はバックアップだから、完全に外付HDDということでよいが、あまったHDDをデータ保存に生かすとすなれば、裸族のお立ち台的なクレードルタイプの方が、抜き差しできる分だけ便利なのは確か。
次回は要検討だ。

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昨年、ある会社の営業所で、サーバのHDDが故障したそうだ。
そのHDDには会社の重要データが入っていて、サルベージ会社に依頼してデータを取り戻したのだが、その費用は100万円を超えていたとか。

そのおかげで私に仕事が来たのだが、バックアップの大切さがしみじみわかる話だった。

mugakudouji
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