個人情報保護
楽天の個人情報保護について話題になっている。
楽天市場から個人情報がスパム業者に流出か、実名の記載された迷惑メールが楽天でしか使っていないメールアドレスに届き始める
楽天、利用者のメールアドレスを含む個人情報を「1件10円」でダウンロード販売していることが判明
たしかに、ここに書いてあることが事実であれば問題だとは思う。
でも、そもそもメールアドレスなどの個人情報が漏れることって大きな問題なのかな。
実際に起きている現象からすると、漏れているのはメールアドレスと名前程度。
それほど大きな問題とも思えない。
クレジットカード情報が漏れて悪用されたらそれは社会的問題だが、個人的にはクレジット会社に補償を求めれば良いだけなので実害はほとんど無い。
「気持ち悪い」程度では社会的問題にはなり得ないし、すべきではない。
個人情報が流出して気持ち悪いと思うような人は、そもそも通販など利用すべきではないのだ。
個人情報保護法制定の時以来たびたび書いているが、個人情報流出に過敏すぎる。
店舗のポイントカード申し込みで、書き損じや、書いたは良いものの途中で気が変わって申し込みを取りやめた人が、申込書を自分で持ち帰るといいだすことがある。
不正に個人情報を入手したい側にとっては、決済情報もないたった1件だけの情報は全く無意味。
数千件、数万件そろってこそ価値のあるもの。
だからそんなところまで細かく気を遣っても無駄なのだ。
個人情報を流出させたくなかったら、他社に個人情報を全く渡さない生活をするべきだ。
そうだ、ホームレスになればいい。
そうすれば住所はもちろん無いし、携帯を持たなければ電話番号もない。
偽名にすれば本名を知られることもなく、PCが無ければメールアドレスも持てない。
僕の個人情報が漏れて悪用されたら確かに困るが、それを恐れては便利なサービスは享受できない。
それに実際のところ、やろうと思えば僕の個人情報はネット上だけでかなり特定できる。
このブログの記事などを分析するだけでも、僕がどこに住んでいて、どこの会社に勤めていて、どこの学校出身なのか、簡単に分かるだろう。