Amazon生活

私のAmazon生活もかれこれ6年になる。
書籍代に一月数万円費やす私にとって、送料無料となる1,500円は、あまりにも低いハードルだ。
Amazon.co.jpがオープンした当時、これほど配送料無料の条件が低いサイトはなかった。
既存のネット書店と決定的に違ったのは、ネット専業で実店舗を持たないにもかかわらず、在庫を持っていた点だ。
既存のネット書店は、実店舗の在庫を使うか、まったく在庫を持っていなかった。
ネット専業だけに、その利便性は先進的だ。
入会金が取られないこと。
発送前ならキャンセルが出来ること。
買い物カートの中身がいつまでも保管できること。
ワンクリックで買い物が出来ること。
ギフト包装が出来ること。
ギフト券が存在すること。
ユーザーのレビューが見れること。
Amazonがはじめたサービスは、既存のネット書店にないものばかりだった。
私は、書店ではもっぱら決め買いと客注取寄せであったので、実店舗で買い物するのをやめて、便利なネット書店に移行するのも、当然のことである。
特に、会員になった当時は、仕事の拘束時間が長く、書店が営業している時間以上に仕事の時間が長かったし、休日は家でぶっ倒れていて、買い物に外出する気力など皆無であったから、なおのことである。
さて、それほどAmazon歴が長いのだが、先日はじめて配送トラブルに直面した。
マーケットプレイスでCDを買ったのだが、数日たってから、出品者より「あて先不明で戻ってきてしまった」とメールがきた。
何度かマーケットプレイスなどで買い物をするうちに、うすうす気づいてはいたのだが、どうやら届け先の「市」の情報が出品者に渡っていなかったようなのだ。
本来なら「埼玉県W市M町」となるところを「埼玉県M町」となっていた。
それでも今まできちんと届いたのは、出品者が郵便番号から住所を補足したり、郵便局や宅配業者がなんとか調べていたからだ。
とりあえず出品者には正しい住所の連絡をし、Amazonにクレームを入れた。
以下は、Amazonからの回答である

お客様のアカウントをお調べしたところ、お届け先住所のご登録の際、「市」の欄に「W市」と登録されていたことが確認されました。現在のご登録住所は、以下となり
ます。
——————————————————————
氏名: 無學童子
住所1: M町X-X-X
住所2: ○×マンション○×号室
市: W市
都道府県(国内)、州、地方など(国外) : 埼玉県
郵便番号: 335-XXXX
国: Japan
電話番号: 048-XXX-XXXX
——————————————————————
Amazon.co.jpにて新品商品をご注文される際は問題ないのですが、Amazonマーケットプレイスのご注文では、「市」に登録された情報が発送ラベルに反映されません。ご注文時に新規にお届け先を登録する画面では、現在「市」の項目は削除されておりますが、住所変更の画面では現在も「市」の項目が残されているため、ご不便をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。
上記住所登録では、「W市」が表示されない状態となってしまいますので、大変お手数ではございますが、「市」の項目への入力をお控えいただければ幸いです。
住所登録の際は、「住所1」に主となる住所をご入力いただき、「住所2」にはマンション名、部屋番号、○○様方などの付属する情報をご入力いただくことをおすすめしております。お客様のご住所の場合、「住所1」の欄に「W市M町X-X-X」、「住所2」の欄に「○×マンション○×号室」とご登録いただき、「市」の欄は空白ののままご登録くださいますようお願い申し上げます。

私が古くからのユーザだったためか、市はちゃんと「市」の欄に登録してあったのに、なぜかそれではダメだという。
おいおい(^_^;)
いまいち納得しかねる回答だったが、とりあえず修正。
Amazonがらみでは数百個の荷物を受け取っているが、今まで事故がなかったのがまことに不思議である。
数日前、Amazonプライムというサービスが始まった。
これは、年間3,900円を払ってプライム会員に登録すれば、お急ぎ便も含めて、Amazonからの買い物の送料が、無料になるというもの。
同一住所の家族にも適用されるという。
私の場合、月に数万円も購入するから、1,500円未満の欲しい本があっても、少し待てば別の本とあわせて1,500円以上で購入できるので、会員に登録する必要はないかと思ったが、興味があったので試しに使ってみようということで登録してみた。
これは買い方が変わりますわ(苦笑)
今までなら、何とか1,500円以上にするために、それほど欲しくもない本まであわせて買っていたりしたものが、たとえ500円の本でも、一切送料を気にすることなく、気持ちよく買い物が出来るようになった。
年会費は掛かるものの、ひょっとすると余分な商品を買わなくなる分、お得なのでは?と思えてくる。
また、家族のアカウントも対象なので、1,500円以上にするために、妻の買い物に私の欲しい本をあわせて買うようなことも必要なくなった。
だから、私のマイストアに、妻の購買履歴から割り出されるおすすめ商品が表示されなくて済む。
もう一つ感じるメリットは、メール便が減ることだ。
通常は比較的小さな商品だと、メール便で送られてくるのだが、私の住むアパートの郵便受けは小さく、あふれ出してしまったり、無理やり突っ込まれて曲がってしまったりする。
最悪の場合、玄関前にむき出しで置かれてしまうのだ。
盗んでくださいといわんばかりである。
お急ぎ便というのは関東の一部地区が対象の、クロネコヤマトの当日速達便で、メール便ではないためたとえ小さな商品でも手渡しであり、商品が破損したり、盗まれてしまったりすることがない。
別に急いでいないのだけれど、確実に手渡しにしてもらいたい場合には、裏技的に有効な手段だと思う。
Amazonクレジットカードを持ったり、Amazonブックカバーを使ったり、なんだかAmazon信者みたい。
それなりにトラブルもあるけれど、これほど便利な書店は、他には無いと思う。
もちろん、実店舗も使うし、他のサイトもつかうんだけれどね。

mugakudouji
未分類

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です