シャーロック・ホームズ 緋色の研究

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少し前に、私の思う理想のホームズドラマについて書いたことがあったが、それに近い作品が発売された。
オーディドラマCD「シャーロック・ホームズ 緋色の研究」だ。

キャスト
シャーロック・ホームズ/小杉十郎太
ジョン・H・ワトスン/堀内賢雄
グレグスン/屋良有作
レストレード/椿基之
ウィギンズ/仲西史絵
ルーシー・フェリア/新谷良子
ジェファスン・ホープ/藤原啓治

なかなか考えつかないキャストだ。
特に小杉・堀内の両氏が、ホームズとワトスンというのが面白い。
出来上がりは、この二人が今までの映画などの作品よりも、かなり若い雰囲気なのだ。
原作ではほぼ30歳前後の設定のはずだから、本作の台本にホームズ27歳、ワトスン28歳とあるのは、プロデューサー氏のシャーロッキアンとしてのこだわりがうかがえる。

台本も良く練られていて、原作は短い長編である割に冗長な部分も多く、ともすればかなり退屈な作品なのだけれど、本作はところどころに笑いもちりばめられ、それでいながら大きな逸脱はなく、全体としてきっちりとしまっている。

ただし、難点も無いわけではない。
「RACHE」の文字についてのグレグスンの推理で、「レイチェル(RACHEL)」の最後の一文字が抜けたものとする部分が、「RACHEI」と、最後のLがRになっている。

とはいえ、そんな瑣末なことはどうでも良いと思えるほど、よく出来た作品である。
ぜひ続編もお願いしたい。

ただし、私にとってホームズ物に満点は無いので、恒例の評価は☆☆☆☆★で。

無學童子
ホームズ/ドイル評価付記事

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