Becky! Internet Mail ver.2

ネタなしの時用のネタとして、使っているソフトのレビューでも。
第一弾はメールクライアント。
RimArtsのシェアウェアですな。

Outlook Expressがあるのに、または無料のメールソフトがいくらでもあるのに、わざわざこのソフトを使っているのかというと、私なりの歴史と理由がある。

私の主なメールソフト遍歴は
OE→Eudora→Becky!
となるのだけど、この間に電信八号であったり、Netscapeについていたのを使ったりしたこともある。

OEから市販ソフトのEudoraに切り替えたもっとも大きな理由は、セキュリティ面だった。サイト運営者ともなると、どうしてもページ上に自分のアドレスを晒さなければならず、それが原因でウィルスメールやスパムメールが大量に来るようになってしまった。
その中で、OEのセキュリティ・ホールをついてくるものが多く感じられ、またMicrosoftが嫌いということもあって、乗り換えることにした。
Eudoraは非常に良かったのだけれど、バージョンアップするたびに極度に重くなり、また、セキュリティ・ソフトほかの対応状況が良くなかったので、日本での代理店がライブドアに移ったのを機に、やめてしまった。

当時、Becky! Internet Mail ver.2に乗り換えたポイントは下記の通りだった。
1.軽い。これ、重要。メールボックスに数千通溜め込んでも、サクサク動き、快適。
2.シンプル。使わない機能のあるソフトはいらないということ。スケジュール管理とかしないのに、Outlookは無駄。
3.通っぽい。俗な話だけど、それなりにパソコンにかかわっている職業だと、意外と重要。中級のお客さんに「メールソフトなに使っていますか」「ベッキーです」。間違いなく「詳しい人」と思われる。

で、その後手放していないのは、上記の理由のほかに、下記の理由もあるから。
4.マルチアカウント対応。ほかのメーラーも対応なのだけど、これは一つのユーザの中に複数のメールボックスが作れるので、便利。どういうことかというと、私は職場で8つのアドレスを管理しているのだけれど、これが切り替えなしのひとつの画面で出来るということ。同僚はOEを使っている人が多いのだけれど、わざわざユーザを切り替えるか、全て同じ受信箱に複数のアカウントのメールを受信しているのだ。切り替えは面倒だし、ひとつの受信箱に集中させると、どのアカウント宛にきたメールなのか、判別が容易ではない。
5.プラグインが多い。Becky!用のプラグインが非常に多く、いろいろな機能が付け加えられる。Hotmailも受信できるようになるし、mixiのメッセージを受信できたりもする。
6.BkASPilが使える。これもプラグインなのだけれど、あえて特筆したくなるくらい強力なスパムフィルタ。市販のセキュリティ・ソフトよりも精度が高く感じる。

欠点もわずかながらある。
1.メールの振り分けの条件設定や動作パターンが少ない。細かく条件を設定して、フォルダごとに分けるのが難しい。もちろん、単純な条件なら問題ないのだけれど。
2.アドレス帳が簡素すぎる。いまどき携帯でもお一人様複数アドレスに対応しているのに。

ちなみに、プラグインで、送信メールの最後にあらかじめ登録された文章をランダムに挿入するのがあるのだけど、これで、「今日のあなたの運勢 大凶」とかやってたら評判が悪かったので、「シャーロック・ホームズ名言集」を入れるようにした。

mugakudouji
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