リチャード・ドイルの妖精画

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「詩とメルヘン」昭和56年12月号
先日、オークションで落札。
シャーロッキアンだからといって、こんなものまで入手する人なんて、そうはいないだろうなぁ。
リチャード・ドイル特集なんだけれども、6ページしかない。
ちなみに、リチャード・ドイルとは、シャーロック・ホームズの生みの親であるアーサー・コナン・ドイルの伯父にあたり、数人の画家を輩出したドイル家の中で、もっとも著名な人物である。

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これは二つ目の画像(雑誌の特集ページ)が収録されている”In Fairy Land”(1870)の原書の復刻版と、邦訳『妖精の国で』(1988 筑摩書房)である。筑摩のは文庫だから、原書の大きさが知れよう。

ここからはシャーロッキアン的???な余談だが、アーサー・コナン・ドイルの父親、チャールズ・ドイルも妖精画を描いている(展覧会で見たことがあるが、個人的にはかなり下手だと思う)。
これに影響されているのかどうかは知らないが、アーサーも「コティングリー妖精事件」で、トンデモなことになっている。
リチャードとチャールズの父親も妖精画で有名な画家だったから、ドイル家と妖精はそれはそれは深い因縁でつながっているのだ。

mugakudouji
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