靖国問題

[自民国対委員長]「靖国神社が自主判断で分祀を」
 自民党の中川秀直国対委員長は29日のフジテレビの番組で、小泉首相の靖国神社参拝問題について「靖国神社が自発的に(合祀しているA級戦犯を)分祀する。それで中国もイエスと言う(のが望ましい)」と述べ、神社が自主判断で遺族と話し合い第二次世界大戦のA級戦犯を分祀することが望ましいとの考えを示した。


もう、分祀するとかしないとかそういうレベルの問題ではない。
本当は、もう参拝しないことが一番なのだ。
天皇はA級戦犯を合祀する前は靖国神社を訪れていたが、合祀以降は訪れていない。
そもそも、この神社に祀られているのは、天皇のために死んでいったものたちであるにもかかわらず、だ。
靖国神社自体は国の運営ではなく、民間のものである。
戦争犠牲者を国として祀るのであれば、軍国主義の象徴と誤解されかねない靖国神社は避け、国として改めて慰霊碑を建立し、8月15日にそこで全国戦没者追悼式をやればよい。もちろんこっちには天皇陛下もこれる。
また、内閣総理大臣は、それが終わったらその足でアジア周辺国も強行軍で回り、各地の慰霊碑の前でひざまずくのが良かろう。
屈辱的外交とのそしりもあるかもしれないが、今もっとも大事なのは周辺諸国(とりわけ中国を中心とした)とのパートナーシップである。これがなければ、近い将来わが国はアジアの中で経済的に沈没してしまうかもしれないからだ。
戦後問題さえ筋道を通せば、それ以外のことまで無駄に譲歩しないですむのだ。

mugakudouji
靖國神社

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