日韓関係

言論NPO 第1回日韓共同世論調査結果 公表

世論をミスリードしようとしているのかな。
この調査、やっている団体がうさんくさい。

まあ、それはともかく、仮にこの調査がまともだったとして思うことは、意外に正常な結果だと言うこと。
ポイントは、「日韓関係を「重要」「どちらかといえば重要」とみる人は、日本が74・0%、韓国が73・6%だった。」という部分。
いかに反日でも、隣国って言うのは無視できないと言うのがよくわかっているというのが数字に表れている。
こういった感覚を今後も持ち続けることが出来れば、まずいことが起きても無事に解決できるだけの関係性は保てる。
日本海をはさんで戦争なんか起きたら、貿易立国である両国とも困ったことになってしまう。

僕個人は国としての南朝鮮は嫌いだけれど、経済的につながりが深いと言うことは理解しているし、南朝鮮は北朝鮮の暴発に対する防波堤と言うこともわかっている。
だから、真に仲良くはなれなくても戦略的互恵関係は築いていくべきだろう。

日本と南朝鮮と中国の関係がこれほどまでに悪化した原因は色々考えられるが、やはり日本の軟弱な姿勢が一番まずかったと思う。
太平洋戦争敗戦というのはある意味では時の運で、どちらが正義でどちらが悪と言うことはない。
連合国も枢軸国も自国の利益のために動いていたのであって、どちらかが侵略国家でどちらかが被害国家というわけではない。
はっきり言えば、どちらも同じような物であった。
歴史にifはないけれど、朝鮮半島は日本が支配していなければ別の国が支配していただけだろう。おそらく独立は出来ていなかったはずだ。
中国についても大差ない。
植民地を持つと言うことは当時は当たり前のことだから、旧植民地に対する謝罪は一切必要が無いのに、日本は敗戦国と言うだけでそれをしてしまった。
しかも、従軍慰安婦問題のような明確な証拠のないものについても、中途半端な謝罪姿勢を公式に取ってしまった。
従軍慰安婦だったと思われる人たちがほとんど死んでしまっては、正しい認識へ方向転換させようにも、神話になってしまって今更難しい状況だ。
謝罪は美徳ではないのに、国益も考えずに安直に謝罪してきた結果、正しい歴史認識を唱えれば「誤った歴史認識」といわれ、国のために戦った人たちをまつった神社に参拝に行くだけで「右傾化」といれてしまう状況を生み出してしまった。

こういった世論調査の結果が出てしまう責任の一端は、一番悪いのは南朝鮮の意図的な政策であるにせよ、日本の姿勢にもあるのだ。
現政権になって曲がった関係を立て直そうとしているが、今はまだその過渡期だ。
一時的に反日感情が高まるのは仕方ない。
だがこれを超えて何とか関係を立て直し、東アジアに安定をもたらすことが三カ国共通の利益になるのだから、辛抱強く頑張って貰いたいと思う。

mugakudouji
時事

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