自殺の原因

市教委会見「原因はいじめと特定していない」 千葉の中2自殺

中2自殺をうけ会見、記者から亡くなった生徒や遺族に対して意見を求められ悲しそうな表情を見せる古山弘志・市川市教委学校教育部長=17日午後、千葉県市川市(矢島康弘撮影)

 自殺した男子中学生が通っていた千葉県市川市の市立中学校で17日夜、記者会見が開かれ、市川市教委の古山弘志学校教育部長らが報道陣の質問に答えた。

 大勢の報道陣が詰めかけた会見場には、自殺した生徒の家族の要望で校長ら学校関係者は出席しなかった。

 市教委の古山部長は「学校は子供にとって安全、安心な場でなければいけない。こういう結果になり、誠に遺憾だ。いじめを防げなかったことは申し訳ない」と述べ、「亡くなられた生徒の気持ちを察するにあまりある。心からの弔意を示したい」と苦悩した表情を見せた。

 6月のいじめに関するアンケートでも、生徒はいじめを受けているとした点について、市教委は「現在は把握しているが、その時点では把握していなかった」と説明。自殺した直接の原因がいじめなのかについては、市教委は「(自殺後に)他の生徒からの面談で、成績や進路で悩んでいたと聞いていた。作文がある。原因がいじめと特定したものではない。要因の一つという認識だ。原因究明を進めている」と述べるにとどめた。

 同校では、すでに保護者会を開いて説明を行い、校長が全校集会で生徒に命の大切さ訴えたという。

 一方で、もっと早い時期に公表すべきではなかったかとの指摘には、市教委は「説明責任を果たすべきだったが、家族から積極的な情報公開を避けてほしいと聞いた」とした。

 市教委では、18日には臨時校長会議を開くほか、生徒指導態勢の見直しやいじめ実態の把握などを急ぐとしている。

子供の自殺のニュースが珍しく思えないというのは、非常に悲しいことだと思う。

それにしても、子供の自殺の原因はいったい何なのだろうか。
皆うすうす気づいていると思うが、おそらくいじめだろう。
だが、そう結論づけるのは難しい。
この事件もそうだが、ほとんどの場合は「いじめと自殺の因果関係はわからない」と言うことになるだろう。
理由は簡単で、「原因はいじめ」と言うことになれば、世間やマスコミが学校関係者や教育委員会関係者を辞職に追い込むようなバッシングをすることになるからだ。
これでは何の解決にもならない。
大事なのは原因の追求と対処なのであって、関係者の責任追及なのではない。
無罪放免というわけにはいかないだろうが、こういった問題を乗り越えて職責を全うする方が僕は望ましいと思う。
責任を追及したり「いじめは悪いことだ」と断罪するのは簡単だが、それでいじめがなくなるわけではないし自殺がなくなるわけでもない。
いじめの原因追及を過度に行えば、いじめは一見なくなるかもしれないが、大人からは見えにくい地下に潜ってしまっただけかもしれない。
事の本質は、いじめを断罪することではなく、人間の本質として備わっているそういった問題に、正面から向き合うことなのだ。


無學童子
時事

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