007 カジノ・ロワイヤル

007 カジノ・ロワイヤルを見に行く。
金髪で青い目のボンドは初めてということで、前評判が良くなかったけれど、ダニエル・クレイグ、なかなかカッコいいじゃないか。
映画全体の感じとしては、ショーン・コネリーの時の非情さが漂う。
それもまったくの非情ではなく、ボンドの心情が垣間見られる瞬間があるのが良い。
イメージとしては、「女王陛下の007」にも近いかも。

従来からのボンドファンには、それなりの「お約束」もきちんと用意されているけれど、「007/ジェームズ・ボンド」が成立する前の話だから、当然の事ながら外しているお約束もある。

今回は派手なアクションも無く、派手な秘密兵器も無く、アクション映画としてはかなり地味な内容。
それに、はっきり言っちゃうけど、ボンドを知らない人には面白くないかも。

私としては好きな話だけれど、そんな理由から☆☆☆★★。

次回作、期待できる。


無學童子
007映画・音楽・TV評価付記事

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