私的録音録画補償金制度
【ファンキー通信】iPodから金を取れ!! 私的録音・録画補償金制度では誰も幸せになれない
ipodなどのミュージックプレーヤが私的録音録画補償金制度の指定対象になるかもしれない。 どちらの記事でも書いてあるけれど、これはかなり馬鹿馬鹿しい話だ。音楽にしか使えない媒体にかけるのなら話はわかるが、この調子だと記録媒体であればなんにでもかけてくるかもしれない。現状の理屈でいくと、USBフラッシュメモリや携帯電話にまでその対象は広がるだろう。 そもそも、記録媒体に乗っけてしまおうという発想自体が、現状に合うとは思えない。私はCD-Rに音楽記録することはない。多分そんな人はいくらでもいるのに、お金を余分に支払わされているわけだ。 この制度は、私的録音を技術的に阻止できないからこそあるわけで、現在は技術的に阻止できる(いずれ破られるという人もいるだろうが、コピーガードを回避すること自体、法律で規制されている)のだからその制度自体、本来の存続理由は失われている。 反感を買いかねないこんな不公平な制度を拡充するより、もっと公平な制度を立ち上げることを考えたほうが、業界のためには良いはずだ。