あれから5年

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0305.jpgあれから5年の月日がたった。

さすがに節目の年と言うこともあり、報道も一段と力の入った物になっている。

毎年のエントリーで僕はずっと「パラダイムシフトが起こった」と書いてきた。
これはもう確実な実感となっている。
省エネや防災対策というのは企業では当たり前の物となったし、防災や非難のための行動指針という物もきちんと整備されてきた。
個人の役割、地域の役割、企業の役割、公共機関の役割と言う物が、地域の活動や勉強会などによって明確になってきた。
現に私の所属する自治会などでも、市との協定などについてのワークショップが開かれている。

しかしながら、風化という面ではどうだろうか?
風化が進んでいるということを感じる人が多くなっていることは、各種調査で明らかだ。
僕は風化そのものは否定しない。
忘却というのは人間の正常な脳の働きだからだ。
嫌なことは忘れる方が、心の健康にとっては良いことだし根拠のない風評被害も少なくなるだろう。
今問題なのは、今でも震災の後遺症が残っている地域が多いのに、多くのそれ以外の地域でそれ自体を忘れてしまっていることだろう。
被災者という言葉は使いたくないが、「脱被災者」という状態になっていない人が沢山いるのに、多くの人がこの時期になるまで思い出さない。

この問題は未だに現在進行形なのだ。そこだけは心に留めておかなければならない。
明日は我が身なのだよ。

画像引用元 Wikimedia Commons